“何者”かになりたくて 僕らは ずっと遠くの方ばかり 見てつまづいた 足元を見渡してみれば かつて輝いて剥がれ落ちていった カケラ 成功物語 モニターの向こうのアジテーター 「君もできる」なんて あぁもう聞き飽きた そんな美談はいらない 本当を教えて 何者にもなれなかった僕は 何を信じて何をしよう 誰に知られるでもない省略された ストーリー だからって無意味なわけじゃない 僕は僕でどんな夢を描いて それをどんな色で塗るの? もしかしてまだ 名前のない願いかもしれないけど そんな知らない誰かを 僕らはよく知ってるはずだ 本当はもう叶ってたこと ずっと遠くの方ばかりで見失って 足元を見渡してみれば かつて輝いてた小さな夢のカケラ “僕にしかできない事” なんてのは 一つも無いないのかもしれないけど “僕だけがしたこと事” ”信じ続けた事” にはきっと意味がある その涙はどんな色をしているの? 傷はどんなふうに痛むの? 語られない物語こそ自分自身だと 思うんだ 何者でもないただの ただの_ 鏡の中で僕を見つめる その口元がまだ笑うんだよ 散らばるカケラがもう一度 何色にも光出すんだよ 何者にもなれなかった僕は 何を信じて 何をしよう 誰に知られるでもない省略された ストーリー それを知ってるのは_ 成し遂げたことが 一つでもあったろう? まだ途中だっていいけど そこに肩書きなどいらないだろう 青く拙い僕らは 何者でもない ただの 主人公だ 道はずっと続いてて 足元には無数のカケラ 集めて