ほどけた指先 呼びとめる声はとどかない 駆け出す坂道 あたたかな日差し浴びながら 目にうかぶ 面影は とまどった 横顔を見せるだけ 海風 時を告げ 騒ぎ立つ 高鳴る 鼓動に 目をとじて あふれだす想いは 風に乗り 空を駆ける かすかな 予感に ふるえてたFlaming Days 乾いた歩道に 照り返す夢のカケラたち 地図さえ持たずに 駆け抜けた夏は帰らない 近づいた 波の音に わけもなく 胸をしめつけられて 海鳴り 時を知り 声ひそめる 言葉に ならない もどかしさに 走り出す つま先 砂を蹴り 波に濡れて 確かな 言葉を 捜してたFlaming Days