ほらごらん 骸骨のビルと ひどく欠けた月が似合っている 夜風と欠伸を飲み込んで 僕らみたいだねって笑った 塞いだ痕そっと隠して まともなふりしてもうばれてる 爪先立ち 首を伸ばして キリンみたいに夜明けを待った まだ痛むの? 消したりできないけどそばにいるよ そこには何もなくても 奇跡は起こらなくても 永遠は嘘つきでも 今ここにキミがいる それは確かさ 確かさ 疑ったりふてくれされたり 妬んだり後で迷ったり 比べたりわざと拒んだり 鏡みたいだ 世界はきっと 世界はきっと 残ってるの まだあたたかくて泣きたくなる 僕ら選ばれなくても 答えはもう抜け殻でも 神様は偽物でも 傷は深く消せなくても 最後に何もなくても 奇跡は起こらなくても 永遠は嘘つきでも 明日はすぐそこにある それは確かさ 確かさ 今ここにキミといる それ以外は全部 嘘でも良かったんだ