指先ひとつで変わる世界の 言葉はあなたのものではない 指先ひとつで変わる世界の あなたは幸せだったかな 変わりない朝のザラついた 警報が 鳴り止まないのは 悲しいことだけ いっせいのでは渡れなかった 一体何でさ、 話してくれたんだ 「じゃあまた」手を振って 何度も手を振って また会う約束を 何度も手を振って「さよなら」 煩わしい話の続きは忘れて 睨み合ったことも ひとまず忘れて いつかは白く枯れてしまうよ せめて白い骨まで愛せたら 芝生の上 見慣れない雲 アスファルトに 散ったガラスも あなたもいつかは 白く枯れてしまうなら 今すぐ此処で 応えてくれないか 答えてくれないか