大きな街の片隅で 膝を抱えふるえている 少し泣き虫な背中に 声のお守りをあげるよ 誰かの望む「キミ」じゃなくていい そのままでいいんだよ 大事なものは ここにあるから たとえ世界が君を許さなくても 僕だけはいつでも味方だよ 朝焼けに寄り添う 月のように 悲しみの向こうへと 歩き出そう 飾られた言葉じゃなくて ありたけの夢を聞かせて こころを膨らませたなら 高く高く舞い上がれる 器用なだけの 大人になんか ならなくていいんだよ 誰もがみんな トクベツだから 君を苦しませる すべてのことを 飲み込んでしまえたらいいのにな 身を焦がし続ける 星のように 何度でも明日へ 立ち向かおう 覚えたばかりの愛で 包み込んであげたい たとえ世界が君を許さなくても 僕だけはいつでも味方だよ 朝焼けに寄り添う 月のように 悲しみの向こうへと 歩き出そう