月に凭れては 微睡む窓辺で 眠れぬ都会と 何故か微笑み合える ホコリに染まったガラスにナゾった 真夜中の天使 月夜に誘うシルエット このまま遠く舞い上がれ 俺の記憶を連れてゆけ 目覚める朝と引換えに 声になら無い傷癒してくれ 「最後は孤独」とアイツは言ってた 透かした仕草に 隠す最後の涙 自由をさ迷う 短い命を 真夜中の天使 フワフワと消してゆく このまま白い羽の中 俺の永遠と眠りたい 孤独を愛し愛されたダイスまかせの日々 今消えてく 逃げ出した記憶に 投げ捨てた記憶に 戻りたい戻れないゲーム 時間の悪戯に 流れ流されるだけ 見せ掛けのカラッポな memories… さよなら眩しい想い出よ 朝の日差しが登るまで 心の底に残されたほんのわずかな愛 探したくて