今さっき急に降り出した雨の中 僕は傘もささずに佇んでる 雨に打たれて湿ったアスファルトが 生温い臭いを放って また僕を惑わせるよ 陰りの見えた才能に脅えた僕は 全て君のせいにして遠ざけた 繰り返しずっと聴いている メロディーの中の 僕が自分自身を嘲笑う 君がくれた優しい笑顔が いつだって僕を気付かせる 空を見れば虹が架かっているから 君にだけ伝えたいありがとう <♪> 仕事がうまく行かなくて自棄になる 僕を誰も癒してはくれないから 何故ダメかって考えない まま逃げようとするけど 今逃げたんじゃ この先生きて行く意味も分からない 君がいつか打ち明けてくれた 痛みも今やっと頷けるよ いつの間にか忘れた笑顔も 君に会えば思い出せる そんな気がする <♪> 交差点で信号待ちをしている 年老いた夫婦を見る 仲睦まじく手を繋いでいる 僕の心が一つに固まる 君に宛てた想いが届くなら 何遍だって僕は繰り返す いつの間にか流れていた涙 君にだけは見せられる 僕がいつか唄えなくなっても 君だけは守りたい だから今この歌を君にあげるよ