もうすぐ終わりがくると 気付かないフリをしていた 恋人と呼べる時が 今はこんなに愛しくて 少しずつ二人の 想いがすれ違う 歩き出すあなたと 夕立の声に胸が痛い * 「ゴメンネ」まだあなたを好きでいてもいい? 二度と好きだと言わないから 「ゴメンネ」ただ「ゴメンネ…」 涙だけがとめどなく溢れ出して 止まらない 背中合わせに座って 笑って話をしたね 繋いだ手の温もりを 覚えていなかったあの日 雷鳴に消された 記憶を辿る度 「泣き虫」と微笑む あなたの笑顔に泣きたくなる 「愛してる」と何度も繰り返し聞いた 頷いたのは嘘だったの? 「離れないで」 今では言えないまま 夏の午後 終わりかけた砂時計 傾いた星座に 二人を重ねても 季節は立ち止まる 「サヨナラ」と言えるその時まで *Repeat