『あなたが戻る その日まで あなたに届くまで伝える 廻る廻る時を越えて 永久(とわ)に響く歌が聴こえる』 絶望のような雨が降る まどろみの中 夜が明ける またどこかへ去ってく あなたの その傷ついた背中に 刻まれた悲しみに さよならを あなたのままでいて この声は あなたに叫ぶために 振り回した理想は 捨ててしまったの? この声は あなたに届く為に かげろうのような記憶の中 かなわぬ夢と たわむれる また懐かしい あの笑顔が 輝きを取り戻して この悲しい世界で生きてく 地図を見つけて そう… 愛してる あなたのすべてを 忘れずにいて いとしい人よ 泣いている その声が聴こえる この声よ今 あなたに届け 〈♪〉 『生まれてきた その訳も めぐり逢った訳も知らずに 廻る廻る時の舟で 旅するあなただけ見つめて』 『いくつもの夜を越えて いくつもの朝をむかえても 廻る廻る時の舟で 旅するあなただけ見つめて』 『あなたが戻る その日まで あなたに届くまで伝える 廻る廻る時を越えて 永久(とわ)に響く歌が聴こえる』