今 あなたと別れたばかりなのに また会いたくなるなんて なんだかイヤな不安な胸さわぎ 来月もまた こうして逢えるよね 窓にもたれて 誰もいない駅を見送った 少しやせた あなたの背中 何も言わなくてもわかるよ 迷いを捨てて 星の輝きが曇って色褪せたら ドアを閉めて キーは残さずに あなたの好きな道を行ってほしい わざとイジワルな言葉を 言ったりする それでいて 心の中を覗かれるのが嫌いで 人に感心なさそうに振る舞う そんな不器用な あなたが愛しくて 淋しくても つい私は大人になってしまうの やり直したいけれど 今は未来にかけることを選び 約束のない恋だから もっと強く抱きしめて欲しい 二人で海をながめた 止めて欲しい この胸の苦しみ 約束のない恋だけど いつか旅立つことの意味を知る そして旅立つことの痛みを知る