ああ何の狂言 嘯く小童言 飾りて飾れ絢爛照覧 花よ盛りに萌えて 歌うなら花の歌 胸に秘めやる小童言 陽浴びる向日葵を 見上げた日のことをはるか 燦燦と爛爛と 陽光-きらり-とすべてわがものに 我が身を振り返り 憧れたばかりでないか 狂言と知ることなく 手折る乙女の 預けたそのこころの物狂おしさ あづきなく 花に歌う 同じ彩を咲かせて いつかいつかの胸の内 望みませ燦爛繚乱 あづきなく 生きゆくより 託されて華やかに 見上げらるるが儘に さあ 我-われ-が花よ盛り萌え 馳せれば押して押されて 想えば推して推されて ああ何の狂言 嘯く小童言 いつまでも変わらぬ彩を 狂言とわかって尚 いつかの乙女 持ち得たそのこころを燃やしている あづきなく 花を歌う 同じ彩に見立てて 万事通せば誠とて 飾りませ貪婪狂瀾 あづきなく 散らさば散らせ 萎むより華やかに 歌うなら花の歌 ああ 我-われ-が花も盛り萌え 声よ 天-てん-突け 天-そら-目指し 天-あま-照らせ あづきなく 花と歌う 同じ彩では飽かず 行先は遥か遠く 咲かせませ絢爛照覧 あづきなく 生きゆくものよ ここに今華やかに 見上げるこの姿を 今 我-われ-が花よ盛り萌え そのこころに盛り萌え さあ