彼が生きてきたその道に 灯りをともす今夜 しわだらけのその手の中に 新しい生まれたての光 少年の恋の灯は 儚く消えたけれど 確かに今 振り返る時 いくつもの記念灯が ゆれる ゆれるよ それぞれの痛み 幸せ うつしながら そしてそこには 消えない思い出 輝くだろう 母の背中から見つめてた 夕陽の色のような 赤い薔薇の祝福の中 あの泣き虫少女の旅立ち 手と手握りしめ呼んでいた あの人はもういない だけどいつも私の道に あの人の記念灯が ゆれる ゆれるよ たくさんの出会い 別れ うつしながら 小さくてもいい 灯し続けて その灯りを いくつも愛しい日の 記念灯が ゆれる ゆれるよ それぞれの痛み 幸せ うつしながら きっと会えるよ 消えない思い出の中 ゆれる ゆれるよ たくさんの出会い 別れ 繰り返して 小さくてもいい 灯し続けて その灯りを