雨あがりに揺れた 水たまりの上を よけたりしないで まっすぐ 歩いていった キミの背中追いかけ 僕は震えたんだ このまま一緒に 見飽きた 窮屈な世界から 飛びだせる気がしたよ 「どうして?」 「いつの間にか あきらめたり いつの間にか 決めつけたり 壁ばかり作ってしまうんだろう」 「だけどね…」 「できないのは 今は誰も やらないだけ まだ誰も 扉を開けてないだけ」 「水しぶき 見たでしょう?」 雨あがりに揺れた 水たまりの上に 映った景色を 蹴散らし 壊していった 凛とした笑顔 重い扉をこじ開けて このまま一緒に 見知らぬ 新しい世界まで 飛びだせる気がしたよ 「どうして?」 「今の僕と 向き合うこと 未来の僕 信じること できなくて立ち止まるんだろう」 「だけどね…」 「体の奥 潜んでいる 心の奥 眠ってる 新しい力があるんだ」 「僕も負けてらんないね」 特別だから キミを讃えるわけじゃない 誰もが特別 誰もが 新しい道を行ける キミがそう笑ってる 雨あがりに揺れた 水たまりの上で もう一度 静まる水面に 大きく映っていた 新しい青い空! 笑いながら キミが教えてくれたんだ… 僕にも 新しい道を行ける気がした 笑いながら 僕も手を振ってみるんだ… キミにも 新しい道が続く気がした 誰もが 新しい道を行ける気がした 誰もが 新しい道を行ける気がした