忘れ物が多いから 僕がチケットを持っていくよ あのゲートをくぐったら お別れなんだね さようならと 行かないでを ありったけ込めて手を強く握った 当たり前だった君に触れるのも最後 泣かないで なんて言わないよ 二人、バカみたいに泣こう ターミナル中に響き渡るほど 僕ら絶対大丈夫。って言いたいんだ 未来を信じて言いたいんだ 行き先を告げるアナウンスが響く その涙を止めることも 不安を消してやることも 出来ないから側で頷いた 落ち着いたら 手紙を書くよ ラインじゃなくて便箋で 君みたいに上手くは書けないけれど 寂しいなら新しい恋人 作ってもいいよ なんて あの時どうして言ったの ねえ 僕ら絶対大丈夫。って言いたいんだ 未来を信じて言いたいんだ 君の名前を呼ぶアナウンスが響く 歩き出す君を抱きしめることも 不安を消してやることも 出来るのは僕しかいないんだ いつまででも君を待ってる