安い酒場である晩 テーブルにうつぶせて俺は 一人で酒びたりになっちまってた <・・・> やさしかったあの頃の お前を忘れられずに 港の酒場で飲んだくれてたのさ <・・・> 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ <・・・> 酒場の女が手をとって 泣かないでもいいのよって 鼻をかんでくれ抱いてくれたのさ <・・・> 馬車馬のように 髪をふりみだしながら 愛せるだけ愛して疲れちまった <・・・> 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ <・・・> 灯りの消えた部屋で 鳴りもしない電話を見つめ お前を俺は まだ待ってるのさ <・・・> 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ <・・・> 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ