ぼんやりと眺めてた 雲の色ゆっくりと 淡い空溶け出して 揺れ動く想い 消えそうにゆらゆらと 面影を残した 時を越え遠くまで 響かせて鼓動を 舞い落ちた一片(ひとひら)の 思い出を辿り行く 風が吹き花揺らし こぼれそうな涙 振り向けば一面に 懐かしい香りが 導いてあの日々は蘇る 目を閉じれば 夢の中へ堕ちてく あなたの腕 包まれ溺れてゆく どうか二度と 離れてしまわぬように 儚い夜空が降らす願い 夜が更けて星眠り 寂しさは募りゆく この胸に抑えても 溢れ出す想い 指先に残ってる ぬくもりが広がって 遠ざかる思い出は 蘇る 目を閉じれば 夢の中へ堕ちてく 優しいあなたの側 離れられず どうか夜が 終わってしまわぬように 儚い夜空が降らす願い 目を閉じれば 夢でせめて逢いたい 描く1つ1つ 全て愛しい 届けたくて 彷徨うコトバ集め 儚い夜空が降らす願い