10秒後の世界 そんな事さえ ボクは知らない 2メートル後ろの 自転車にも 慌ててる 風は 断りもなく キミの身体から 体温を盗んで また 彼方へと 消えてゆく 全てを置き去りにして 少し残酷で 優しい所 残されたボクらの 世界は どこか揺らいで 見えたんだけど きっと揺れたのは ボクの方さ もしも この世界が 幻で 夢だったと 科学者が 証明しても そいつを蹴飛ばして キミを抱きしめる 誰かのイタズラさ ボクがね 知ってる事は これだけさ 不思議なんだけど 喜びも 悲しみも たったひとつの 場所からやってきた 風を売り 暮らす人の 声がどこかで 聞こえる 10ルビー払って ボクは風を待つ 騙してもイイぜ ずっと待ってる ラルゴ ラルゴ ボクの知らない ラルゴ ラルゴ 風の歌を ずっとずっと ずっとずっと ボクは 待ってるんだよ ラルゴ ラルゴ ボクの知らない ラルゴ ラルゴ 風の歌を ずっとずっと ずっとずっと ボクは ずっと 待ってるんだよ