揺らいだ瞳で見てた ビルの海原背にして 綺麗な涙流して何を思うの 見誤ってはいけないわ 無闇な傷はつけちゃいけないわ ハンカチーフをあげるから こっちへおいで 僕らの心はいつも 僕らの体を超えたがるらしい まともであれと祈るほど狂い出す それでも僕らはいつも 美しいものだけはわかっている 目を閉じてみて ほら昔住んでた町の匂い 夜の帳がおりる頃 自分の背丈がよくわかるでしょう はためくスカートおさえて 何を思うの 立ち止まってはいけないわ 煌めく嘘じゃ傷は癒えないわ ハンカチーフをあげるから こっちへおいで 僕らの心はいつも 僕らの体を超えたがるらしい まともであれと祈るほど狂い出す それでも僕らはいつも 美しいものだけはわかっている 夜風は何も教えちゃくれないが 目を閉じてみて ほら昔住んでた町の匂い