受話器の向こう側 きみは声を閉ざす いま誰にも 会う気はないと 親しげなノックにも 気持ちは動かない ひとりのドア 耳をふさいで 帰らない想い出と 傷み忘れる日まで きみはまだ気づかない 誰かが見つめているのに 港までのドライヴで はしゃぐきみとあいつ 見慣れていた小さな街さ 信じあえたふたりを 迷わせたのは何 ひどい噂 おびえているね つまらないなぐさめと 誤解されたくはない 微笑みを待ちながら きみを見守っているだけ 帰らない想い出と 心決める時まで きみはいつ気づくだろう 僕が見守っているのに