揺れるガラス 流れる雨粒 こんな日はあの人が 駅まで迎えに来た 山手線で原宿すぎれば 傘を持つあの人が 見えるような雨の街 休日の午後には通った街角も あなたに逢うのがこわくて行けない 哀しみさえ想い出になれば かけがえのない青春 そうよ私生きている 揺れる電車 見て来た映画を 熱っぽく話してる恋人たちの会話 私たちもあんな日があった 訳もなく微笑んだ私はもう帰らない 線路の向こうのイチョウの坂道は 昨日と少しも変わってないのに 辛いことも振り向いてみれば かけがえのない青春 そうよ私生きている