今夜が最後のお話 世界は変わらず騒がしい 煌る星が見えなくなるくらい 煙たくて埃まみれの街 消えない消えない 傷を塞いで 生まれ変わることもできずに もがきながら 街の流れとは真逆に歩いてく 見えない見えない 未来に抱いた 期待はもう全て捨てて 息をしてる意味が君だと 気づいたから きっと 100年前から君と結んだ 約束を果たして 何度負けて失っても 別に構わない それでも 100年前から君と 果たすべく始めたこの人生 辿り着けない 僕を許してよ 必ず、きっと、会いに行くから あの夏の 仲間外れの夜 君が零した「窮屈な世界だな」 まるで 決まってたシナリオ通りに 演じ切った 誇りまみれの顔 あの時あの時 何か言えたら 今も君は笑っていたかな? 振り返っても、会えないことも 本当は分かってるんだ 流れる 流れ星を掴んで 君に贈ることもできずに あの日と同じ 君を探しつづけてしまう 何度でも 100年前から君と結んだ 約束を果たして 何度負けて失っても 別に構わない それだけ 100年前から君と 果たすべく始めたこの人生 さぁ、迎えにいくよ 「遅くなったね」 「会いたかったよ」 「ごめんね」 辿り着くのはいつだって 粉れもなく、君の隣だ。