今しがた 現在地を捨てて 所有物の濾過を終えて 再び 過ちや無駄を 繰り返そうと思う そうすれば谷まで堕ちて 沢に咲くような君と 世界を笑いのめして 生きていけるって思う 雨粒が髪を伝う 少し上を向けば 雲の切れ間を知るのに そうしないまま たかが小雨を豪雨って言う 拳と血眼が見つめていた 分かり合えないからそうしていた 悲しい歌に泣いたのは 希望を思い出したから 楽しめる 辻褄の合わないことを ただ耐える? 厳しく長い冬を 待ち合わせをした 二人が会えないくらい 狂い切った世界 今日も昨日も 何ひとつ埋まらない 埋まらない チェーンソーが要る 失う為に 今までのことを失う為に 狂い切ってしまった それならせめてもう二度と 見落としたくはない