不安げな雲をなぞって ため息と共に歩いた 遠くの稲光 もうすぐ雨が降るらしい 人の価値を決めつける人 その物差しは誰のためのもの? 勝ち負けの外にある青い炎を 僕らは絶やしはしない 空を仰ぐアスファルトに 不揃いに光る水鏡 映り込んだ逆さまな世界 覗き込んで初めて気付いた 流した涙は落ちることなく 僕の中へと帰って行った 「一人じゃないよ」と 走り出した感情と絞り出した解答が 望まない未来へと手を招こうとも 誰かを羨むより 自分を誇れる人でいたい そんな人でいたい 連なった日々の狭間で 置いてきたものは何だっけ? 触れられはしないけれど 強く強く輝いていた それは誰にも奪えないモノで 何一つも比べられないモノ 突き動かすは青い炎 夢なんて呼んだり 愛なんて呼んだり 命の数だけ名前を持つ 形を持つ そんな温もり 滑稽 無謀なんて言われたって 知らないさ 自分の人生の価値は自分で決める 果てなどはない ただ信じたい この時代に生まれてきた という奇跡を 今度は僕から伝えたい 戻れない昨日より 未だ見ぬ明日より 確かなこの今を抱きしめたいよ 誰にも譲れない青い炎を抱いて 何度でも伝えるよ 「一人じゃないよ」と 走り出した感情と絞り出した解答が 望まない未来へと手を伸ばそうとも 無くすこと恐れるより 何度も挑める人でいたい そんな人でいたいと思うんだ 燃やせ青い炎