夢から覚めて ひとりきり とり残された身体 昨日は夜が きらりと光った すり抜けて消えた 鉛のような重苦しさ 朝陽に舞う塵を眺め いつもこの世に 弾かれて けれど生かされている訳だ なんかしら理由が あるのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか 君との愛に 触れたとき 望みの火が見えたのさ いつかは終わる 頭じゃわかって いたはずなのに 似たような魂を見つけても 悲しい哉 ひとつにはなれないよ 転げ落ちた暗闇に 詩は生まれ 歌は宿る まるでこの世は 藪の中 けれど行かざるを得ないのさ なんかしら答えが 待つのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか いつもこの世に 弾かれて けれど生かされている訳だ なんかしら理由が あるのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか 君を知ったから死ねないな