遠い 遠い 町の七不思議 思い 思い 足した僕らの跡 遠い 遠い 町の片隅に居残り そこにある片道切符の未来 「あの雲はきっと鯨だ」 首から下げた十字架 未だ振り回し永遠彷徨ってく まるで有刺鉄線のように食い込む 日々が苦しめる 自販機の下 覗いたフリーダム 僕ら気付かないうちに つまらない大人になってしまった なんでだろうな そんな 悪くもないのに寂しくなるのは Use it? Lose it? Let’s just not think 天の神様の言う通り クスノキの下に埋めた夢も忘れ 宇宙の隅 取り残される僕ら石ころ持って 一番高いとこで交信する毎夜 みんなのため息も花一匁 ほら楽しい事しかしたくないよ 8月32日がずっと続いても (あの日からきっと) 風にのって 風にのって 僕ら漂ってるだけ 夜はすやすや 雲になって隠れてしまいたいよ (あの日からきっと) 同じ夢を見てる あのタイムマシン 蝉しぐれ いつものメンバー 好奇心の連鎖 飛ばす自転車 終わりなんてねえさ 例の現場 全員で紅の鳥居をくぐれ ケンケンパ 令和 東京 クーラーの効いた部屋で 一心不乱に綴った諦めは 忙しない君宛のレター 昔みたいに集まりたいだけなんだ 何時 何分 何十秒 あれから地球は何回まわっただろう 相対性理論的なアレで超えてくよ だなんて負け犬のワンだ吠える あの日のままで 真っ白な影 仲間の証のバッジをかざせ 6時の日暮れ しばしの別れ 霞む後ろ姿を眺める 遠い 遠い 町の七不思議 思い 思い 足した僕らの跡 遠い 遠い 町の片隅に居残り そこにある片道切符の未来 8月32日がずっと続いても (あの日からきっと) 風にのって 風にのって 僕ら漂ってるだけ 夜はすやすや 雲になって隠れてしまいたいよ (あの日からきっと) 同じ夢を見てる あのタイムマシン 街を飲み込む 真っ赤な夕陽 この世の終わりみたいと君が ポツリ呟いた 明日になれば もう二度と会えないような 気がしてた 背丈程の草むらかき分けながら 今日もただ歩いた 5cm先すらわからないけれど 僅かな記憶辿り あの秘密基地を目指して