ため息ひとつ またひとつ 霙 北風 睫毛が凍る あんたの胸で 素直に泣いた 遠いあの日の ぬくもりを 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いてみつめる …沖を行く船 片恋岬 <♪> さすらう果てに 行きついた 流れ水藻に 小さな陽ざし そそいでくれた 男の強さ 生きてゆく気に させたのに 夢は 夢は 夢は 夢は 夢は 夢は三日で …波が引いてく 片恋岬 <♪> すがれば指の すき間から 砂がつめたく こぼれるように 逃げてゆくのね いのちの恋は ひとつ残った はまなすの 花が 花が 花が 花が 花が 花がふるえて …涙ぐませる 片恋岬