きみは奇跡の娘 灼けた肌に風が吹いて行けば きみは想い出だけを ぼくに残し消える 海からはラプソディ 水の泡がはじけるように そして砂の城が さらさら消えるように にがいだけが想い出じゃない 時には胸の奥で ほほえむことも きみよ 言葉をすてて しばし時に眠れ 愛の時に やがて二人の夢は 一人だけの夢に 海からはラプソディ きみは奇跡の娘 光りだけが似合う昼の娘 熱い心とからだ ぼくにふれて過ぎた 海からはラプソディ 指に巻いた亜麻色の髪 そして歌うために くちびる紅くふるえ 罪の色がときめきじゃない 青く沈む心 ぬりかえるもの きみよ 言葉をすてて しばし時に眠れ 愛の時に やがて二人の夢は 一人だけの夢に 海からはラプソディ