駐車場のネコは アクビをしながら 今日も一日を 過ごしてゆく 何も変わらない 穏やかな街並 みんな夏が来たって 浮かれ気分なのに 君は一人さえない 顔してるネ そうだ君に 見せたい物が あるんだ/大きな五時半の 夕やけ 子供の頃と同じように 海も空も雲も 僕等でさえも 染めてゆくから… この長い長い 下り坂を 君を自転車の 後ろに乗せて ブレーキいっぱい 握りしめて ゆっくり ゆっくり 下ってく ♪ 風鈴の音で ウトウトしながら 夢見ごこちで ヨダレをたらしてる woh oh いつもと同じ 網戸ごしの風の匂い 休日でみんなも ゴロゴロしてるのに 君はずいぶん忙しい 顔をしてるネ そうだいつかの あの場所へ 行こう/真夏の夜の 波の音は 不思議な程心静かになる 少しだけ全て忘れて 波の音の中 包みこまれてゆく この細い細い うら道を抜けて 誰もいない大きな 夜の海見ながら 線香花火に二人で ゆっくり ゆっくり 火をつける いつか君の泪が こぼれおちそうになったら 何もしてあげられないけど 少しでもそばにいるよ… この長い長い 下り坂を 君を自転車の 後ろに乗せて ブレーキいっぱい 握りしめて ゆっくり ゆっくり 下ってく ゆっくり ゆっくり 下ってく ゆっくり ゆっくり 下ってく