夜が明ける前に 僕ら旅に出よう 重すぎる荷物をすてて オンボロのクーペで 感じすぎてはいつも傷付いてる 不器用なやさしさを地図にして あざやかな季節を もう一度つかまえよう ほころびた夢をいま追い越して いつか見たあの空へ 君を連れていくよ 目の前の暗闇を突き抜けて 手つかずの未来を たぐりよせるように 僕等は走ってゆく この長い道を こぼれ落ちた涙が しみ込む胸の奥 小さな花がほら咲いている あざやかな季節を もう一度つかまえよう 臆病な翼で未来をえがいて いつか見たあの空へ 君を連れていくよ 君の口笛が風にかわるスピードで あざやかな季節を もう一度つかまえよう ほころびた夢をいま追い越して いつか見たあの空へ 君を連れていくよ 目の前の暗闇を突き抜けて その向うにある明日をつかまえる あざやかな季節をつかまえる あざやかな季節をつかまえる