あの頃の僕は 霧の中の様な場所にいて 遠くの方が見れなくなったから 近くにあるものだけを 必死に守っていたんだ 窓を揺らしている 風の言葉は僕にはわからない 先のことを考えるとなぜか ものすごく怖くなってきて 何もしたくなくなっていた あなたが傍にいてくれたのに ひとりと思っていた 抱えてた闇に襲われて まるで自分じゃないみたいに あなたのことを傷つけたことも 今でもまだ覚えている 理解できない状態で おかしくなっていたみたいだ 本当に大切にすべきものは 今ならもう答えられる 例えば僕らの これから過ごす日々の中で もしあなたの方に闇が訪れて 視界が狭くなってしまい 言葉も届かなくなったら あなたが僕にしてくれたように 寄り添うことは出来るだろうか 抱えてた闇に襲われて まるで自分じゃないみたいに あなたのことを傷つけたことも 今でもまだ覚えている 理解できない状態で おかしくなっていたみたいだ 本当に大切にすべきものは 今ならもう答えられる ねえ それはあなたのことって やっと気づけたんだ ここに会いにきたんだ 今 だからねえ 闇の向こう側へ今度は きっと僕が連れていけるはずだ 抱えてた闇に襲われて まるで自分じゃないみたいに あなたのことを傷つけたことも いまでもまだ覚えている 訳もわからず泣いた夜 一緒に涙を流したりして 思い通りにならない毎日も あなたとなら過ごしてこれた 人は誰しもひとりでは 生きていけないと知ったんだ 見えない明日に急かされる今日も あなたとなら超えていける 少し崩れた表情で 笑ってるあなたは綺麗だ 本当に大切にすべきものは 今ならもう答えられる