きっと 話せば長いストーリー 君がよく読んでいた 小説のように しおり挟んで 何度読んだって 結末は同じ 書いては消したテストの裏 恋か否かか 好きor嫌い 二択だって選べなかった青い日々 甘ったるく 膨らんでく チューインガムは恋の香り 風を切って揺れる自転車と 夕焼けに泳ぐ君のシャツ 甘ったるく 膨らんでく 言葉にできないままの気持ち 弾けないように 息を止めてた 大好き 大好き 胸の奥で 今も残って ずっとわかっていた 今日よりも前に 君がよく聴いていた 音楽のように 巻き戻して 何度聴いたって 結末は同じ あの日 渡せなかったラブレターの文字は 一語一句変わらないで メールの下書きへ 甘ったるく 膨らんでく チューインガムは恋の香り 揺れるほど髪は伸びたけど 心だけ過去に留まって 甘ったるく 膨らんでく 言葉にできないままの気持ち 弾けてでも 言えばよかった 大好き 大好き わかっているの 今更遅くて 夕暮れ いつまでも待っていた 自転車置き場も 一緒にいたくて遠回りした 帰り道も もう無くなって 甘ったるく 膨らんでく チューインガムは恋の香り 変わらない町 背が伸びた君 知らない誰かの手を握って 甘ったるく 膨らんでも 弾けるのが 恋の決まり わかりきってた 結末だけど 大好き 大好き 長い恋も 大好き 大好き 弾けるのは たった一瞬で