AWA
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  • 2024.07.05
  • 4:14
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歌詞

なながつの雨が 染みていく部屋には 忘れた願いの匂いが残って 彷徨い歩くmidnight 迷子のように 肌に絡みつく記憶じとりと離れない 気を抜いたらすぐに途方に 暮れそうで ただただ願っていた 適当なことばっか つい さっきまで いたはずなのに もう いなくて わたしは探すあなたの面影 夢のなかで ふれた その感触は静かに解けて 浅い眠りから目覚め カーテン越しの光にくすぐられ 漏れた小さな声 名前すら忘れてしまった 記憶の奥へ (終わらない季節に 泣き顔のまま ぼくらは馬鹿だから) たどる わずかな体温の痕跡 湿り気をおびたシーツの撓み 破かれたダイアリー その一ページ (つなぎとめるように 探す言葉は 空しく漂って) 残されぬメッセージ 沈黙を言伝のかわりに置いて 季節は過ぎてゆく ためらいも洗い流して 切れ切れに裂けた思い出のなか ただ叫ぶ 皆が 不幸ではなかった 不幸ではなかった なながつは 雨で つめたく 濡れてしまったけれど 不幸ではなかった 不幸ではなかった から なながつの雨が 染みていく部屋には 忘れた願いの匂いが残って あらゆる日々のあなたの不在を 振り切るように傘をさした "密やかなためいき あやまち かがみ 眩き 雨やどり つかのま 留保された結末のさき 数しれぬ枝葉をのばした 一秒 ためらいは群像へと 切れ切れに 声となり 違われた季節をなんなく踏み越えて いま ひとたび ふりそそぐ 頬をあからめ 子どものように" (終わらないパーティーを 抜け出したあとで どこへ向かえばいい?) それは別離の感覚とは違う 孤独への恐れともなにか違う 不確かな 忘却 その予感 そこにいた誰かの 影も もう 立ち去る時間 (いつかすこしずつ 思い出さなくなって 思い出せなくなって) まだ止まない 止まなくてもいいと思えたよ わたしは 眠れるよ きっと今夜は 今夜こそは なながつの雨に 打たれた身体は 叶わない夢の匂いがしてる あらゆる日々のかなしい予感を 振り切るように傘をさす (切れ切れに裂けた思い出のなか ただ叫ぶ 皆が 不幸ではなかった 不幸ではなかった なながつは 雨で つめたく 濡れてしまったけれど 不幸ではなかった 不幸ではなかった から) 彷徨い歩くmidnight 迷子のように 肌に絡みつく記憶じとりと離れない 気を抜いたらすぐに途方に 暮れそうで ただただ願っていた 適当なことばっか 彷徨い歩くmidnight 迷子のように 肌に絡みつく記憶じとりと離れない 気を抜いたらすぐに途方に 暮れそうで ただただ願っていた 適当なことばっか

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.なながつ
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HOTEL DONUTS, maco marets, 雲居ハルカのアルバム

1曲2024年

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