独りぼっちだと思った 夏に反射する涙 意味もなく屋上へ向かって 静けさになぜかホッとしたんだ 傷ついて傷つけて嫌になって投げ 出したくなった でも笑っていたいんだ 見上げた空は果てなく青かったんだ 僕はまだちっぽけだったんだ 行き場のない叫びは フェンスのずっと奥へ 飛ばしてしまえ 昨日のため息がまだ足元に重く 漂ったまま 迷う日も落ち込む日も暗いのは目を 伏せてるから 強がってすれ違ってぶつかって泣き 疲れたんだ それでも明日は来るから 照りつける太陽は意地悪に僕を赤く 熱くするんだ 滴る汗は夏を生き抜いている証拠 進めるさ 今に押しつぶされないさ いつかきっとこの夏を青春と 呼ぶから 見上げた空は果てなく青かったんだ 僕はまだちっぽけだったんだ 手探りだっていいんだ 終わらない夏のその先を走っていく