星はなんでも知っている 夕べあの娘が泣いたのも かわいいあの娘のつぶらな その目に光る露のあと 生れて初めての甘いキッスに 胸がふるえて泣いたのを あの娘を泣かせたのは俺らなんだ だってさ、とってもかわいくってさ キッスしないでいられなかったんだ でもさ、でも お星様だって知っているんだ あの娘だって 悲しくて泣いたんじゃない きっと、きっと、 うれしかったんだよ。 星はなんでも知っている 今夜あの娘の見る夢も やさしいナイトがあらわれて 二人でかける雲の上 木ぼりの人形にぎって眠る 若いあの娘の見る夢も