浴衣姿で 手と手をつなぐ 天神まつり だけど今は ひとりぼっち 両手をあげても 触れない空に 肩を並べて 同じ願いかけた あの日 もう二度と果たされぬ約束残して 死んでしまったの 暗い空に散りばめられる 無数の花びらは あたしをひとりにして 涙で滲む命 暗い空に散りばめた想い もう一度あなたのとなりで 消えそうな ぬくもり あの香り 目をとじて 今年も花火の季節がきたね 浮かび上がるのは いつかの となりで笑う顔 見あげた宇宙のように 遠く儚い季節を 感じてた 暗い空に散りばめられる 無数の花びらは あたしが絶え間なく つみ重ねてきた気持ち だから明日も来年もずっと つないだこの想いだけは… あなたがいる空に 散ってしまいませんように