この手の中何かある? 大事にしてたものまで かすめとろうとするのさ 見えないいやらしいおまえは 僕が僕の顔すれば おまえは笑顔で踏みつける 子供でいたいわけじゃない 自分のままでいたいだけ ああ 今日も間違いで終わってゆく ああ 日々は手のひらからこぼれてゆく 「違うんだ、違うんだ」と繰り返し て 夜がくる 鉄の箱につめ込まれ 不機嫌な駅に吐き出されて 欲しいものがひとつある ふかふかのベッドじゃない 「しあわせ」なんて言ったら おまえはまた笑うだろうか ああ さがしものが見つからない ああ 日々は手のひらからこぼれてゆく 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして 時には街を離れて 遠い遠い夜の海へ 小さく高く揺れる灯 船を出す勇気くれる 果てなく広がる世界に 心ふるえる自分を知る うちよせる波の厳しさに 涙あふれる自分を知る ああ まだ涸れちゃいなかった ああ また少しずつ歩いてみるよ 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして 終わらない長い旅の途中さ ハッピーボックスをさがして