あなたがハンドル握ってたこの席に 私もいつしか乗れるようになったよ 今日はどこへ行こうか あなたの行きたい所連れていくよ ゆらゆら揺られて眠る 寝顔は子どもみたい 夢の世界の中で 誰と話し誰と笑い微笑んでるの 着いたら教えて その笑みの理由を 少しだけ遠回りしていくから 今はもう低く見える 見慣れた景色を横目に見ながら あなたを乗せて ゆっくりと走ってゆくよ 大きな背中の後ろで手を組み 歩む姿が当たり前と思ってた 何を聞いてみても 「分からない」って返事 そればっかり 「ふざけてるんでしょ?」って 笑って返すけれど いつか私のことも 忘れてしまうのかな なんて思うけど それがあなたの進んでいく道 私もいつか同じように進む道 だからどんなあなたも 目を逸らさず心に焼き付けたい あなたの全てが私の道標 一緒にアイスをこっそり食べたり ドライブがてらに銭湯行ったり あなたと歩んできた道振り返る これから進んでく私の道 あなたは遠くから見守ってね 教わった歩み方で進んでくよ 夢の世界の中で 誰と話し誰と笑い微笑んでるの 着いたら教えて その笑みの理由を 少しだけ遠回りしていくから 今はもう低く見える 見慣れた景色を横目に見ながら あなたを乗せて ゆっくりと走ってゆくよ この道を走ってゆくよ