髭そりあとの 頬を横切る赤い線 ah! ah! 後ろに立つ 彼女の涼しいその笑顔 踊りに呆きた 夜の天使の細い指 なくしたかもしれないピアスで べつに騒ぎもしない 彼女と いつ・どこかで・意味なく・ついて・きたのかさえ・しらない こんなふうな朝日が いつも登るはずはないよ パジャマのまま冷蔵庫をチェックされた タクシーをキャンセル すぐにもシャワー浴びてきなよ テレビのテロップの文字 政治家がなにかしたらしい どうすれば 会えるかな このままじゃ ハズレくじ 背中の右に 青い天使が飛んでいる 泣いてたかもしれない昔を 想いだせもしないで 彼女は また・どこかへ・くるりと・きえて・みたいとさえ・つぶやく どんな街の朝にも あまり代わり映えはしない 忠告なら紙に書いて燃やしてみる 寂しさをキャンセル 遅めのランチ 部屋でとろう テレビのリモコンはどこ? 音の無い退屈もいいよ わざとなら 足跡を つけないで 苦しいよ 彼女は また・どこかへ・くるりと・きえて・みたいとさえ・つぶやく どんな街の夜にも 同じルールで動いてる 忠告なら紙に書いて破り捨てる 寂しさをキャンセル 遅めのランチ 部屋でとろう テレビのリモコンはどこ? 音の無い退屈もいいよ 選ぶなら 媚びないで 苦笑い するまでさ 濡れた手で さわらない 覚えたよ 痺れてる La La La……