「抱え込むことはないよ」と いつかどこかで誰かが言ってた 今にも壊れそうなこときっと 誰もわかっちゃいないのに 「分かち合うなんて無理だ」と それをいつからか僕ら知ってた この手にあったもの もう全て失くしたまま 塞ぎ込んでいた あぁ悲劇めいちゃいないのに 寂しくもなるんだ そうやって歩いてゆくんだろう 綺麗事ばっかで偽物ばっかの夜を 壊せるように 「立ち止まるなんて馬鹿だ」と いつかどこかで誰かが言ってた 今にも倒れそうなこときっと 誰もわかっちゃいないのに 「死にたくなることがあること」 それをいつからか僕ら知ってた どっちつかずの所為で 君は笑って泣いていた あぁ奇跡めいちゃいないのに 愛しくもなるんだ そうやって歩いてゆくんだろう ねぇ 譲れない物ばっかで 現実逃避ばっかの夜も いつかは眠れますように 今でも気がつけば僕らは こんな世界にひとりぼっち 「僕だけがどうして」って 痛いくらい苦しいけどさ 「きっとみんなそうだ」と そんな歌を聴けばきっと 明日も起きれるようでさ 奇跡めいちゃいないのに 愛しくもなるんだ そうやって歌って居たいから 「生きていていいんだ」と 不正解ばっかで泣きだしそうでも 「僕が君の分まで泣けるように」 そんな狭い世界に居たんだ僕ら