ドライヤーの音で かきけされて 「ん、ごめん聞いてなかった」 って振り返った君の 少しいじわるい表情と はだけた寝巻きと まだ生乾きの髪に触れて 理由はわからないけど すごく幸せだった Fly いつか君が Fly その背中の羽に気づいて どこかに飛んでいってしまいそうで こわいけど いつでもはしゃぐ君を 見ていたいんだ ハンコを押すことが ゴールじゃなくてさ 幸せにするよ それだけじゃ ダメかな でも 君がいいんだ 缶ビール片手に酔っ払って 駅前のベンチ座って 君を待つ僕の 少し情けない表情と 仕事終わりの君の ため息まじりの愚痴を聞いて 2人でいる理由に ちゃんと気づけたんだ Fly いつか僕が Fly この背中に君を乗せて 見たことない景色に 連れて行ってあげるから いつでもはしゃぐ 2人でいたいんだ 難しいことは 何一つなくてさ 幸せにするよ 普通の日々を、瞬間を 君で埋めたいんだ 2人にとってゴールって何? 僕はまだわかってないよ でも 酔って顔を赤くする 君と一生入れたらいいのに 運命なんて 一瞬で君に塗り替えられて すべては また明日って言う 君がいないと 始まらないんだ 君がいないと 終わらないんだ いつまでも はしゃいでばっかり いられないね もう大人なんだからって 言う君だけど つなぐ手には熱があって 鼓動だってほら まだ ふたりのために鳴っている 君といる 今がある きっと ずっと