静寂(しじま)に響く新たな鼓動 幾重の音 彩る世界 行く先照らす小さな蕾 現れた新境地 あたたかな風くすぐる頬 優雅に薫る桃色桜 流るる時 静かに眺め 微笑み浮かべている 心和ませる 生きとし生けるものへ 込み上げるこの気持ち 掲げよう大空へと高く 溢れる想い抱いて 風に乗せ届くように 願いを込めて捧げる 至極の幸福(しあわせ)を 生まれた奇跡抱きしめ 未来(あした)へと繋ぐ為に 大きな花を咲かせて 贈るいついつまでも ひらひら落ちる桃色桜 喜び舞うの あるいは哀し 最期まで咲き誇る姿 儚くも美しい 限りある生命(いのち) 訪るる別れの日 物語 書き留め 開かれた新たなる道へ 果てなく続くようにと 今ある全て模(かたど)る 小さな種に包んで 贈る未だ見ぬあなたへ 移りゆく景色の中で 輝き見失おうとも 刻まれた時 浮かべては いざなわれし一筋の光 受け継がれし生命(いのち)いと愛し 我が心和ませる 生きとし生けるものへ 込み上げるこの気持ち 掲げよう大空へと高く 溢れる想いを胸に 風に乗せ届くように 願いを込めて捧げる 至極の幸福(しあわせ)を 生まれた奇跡抱きしめ 未来(あした)へと繋ぐ為に 大きな花を咲かせて 贈るいついつまでも