遠目にもイビツで 未成熟なマシンが 我が身を嘆くように走る 若さを空売り 痩せこけたハサミは 今だけ今しかないと踊る 不幸せ 燃やして浮いている あの船に 乗れなくて 胸いっぱいの虚しさを 新たな火種にくべながら 星を読み続けた マストも無いくせに 追い風を待ってる ブーツの中の石ころは捨てた 幸せに なりたくていいのさ 君の手を 引きたくて 身体中の正しさを かき集め月にかざしても 少し足りない 醜さが足りない 誰もが悪気無く 踏みにじるだろう それが なんだってゆうんだよ マボロシでは許せずに 新たな荷物を背負いながら 星を読む度 向き直り 胸一杯の虚しさを 新たな火種にくべながら 夜を明かそうぜ 薪は尽きないぜ 星を読み続けよう