全てを知った気になって 何かを持った気になって ただ誰かを想っていた 惨いほど若かった 教室 風が吹く あの子が笑う 日々は煌めく 同じ道 同じ景色 永遠を見ていたんだ 何ひとつ守れやしないんだ 失った夜のことだけを ただ いつの日か忘れてしまうのなら その陰でそっと鍵をした あの日さえも 色めく 愛しき日々よ 若者たちよ 歌え 果てるまで 響けよさあ ティーンエイジ・アンセム 過ぎ行く街よ 悲しみたちよ そのすべてが瞬き 僕らはまだ若い 気づけばもう遠く去って 確かな方だけを選んで 暮らしをこなしているんだ 君はさ 何を見ているの? 常識のパノラマ 縮む世界の隅の輝き 同じ道 同じ景色 振り返ればいつもそう 何者にもなれやしないんだ あの春に囚われてしまうだけで いつの日も変わってゆくのだから その笑みはそっと胸に また出会うまでは さようなら 愛しき日々よ 若者たちよ 叫べ 枯れるまで 響けよさあ ティーンエイジ・アンセム 過ぎゆく街よ 喜びたちよ その全てが瞬き 僕らはまだ淡い 眩く溶けた あの光が 今を焦がす それでも 想うのは 愛しき君も 腑抜けた明日も その全てが過ち 僕らは鮮やかな夢の中