無造作に耳につく 町の声に急かされてんだ 昨日から抜け出せない僕は 平然を装っているだけ 最終電車が走る 知らない誰かが泣いてる 絡まった電線達と 切れかけた街灯の熱 最終電車が走る 知らない誰かが笑う ありふれた夜 僕を捜した 月明かりをバックライトに 炭酸切れたサイダー グッと飲み干して 行かなくちゃ好きな所へ 勝ち負けを競ったフリして 同じ場所、グルグル回って 最終電車が走る 知らない誰かと遊ぶ 流線型を描いて 毎日が過ぎる 誰も見ない安いドラマだ 指差した地図の先 訳はいらないや 行かなくちゃ好きな所へ 僕を捜した 月明かりをバックライトに 炭酸切れたサイダー グッと飲み干して 行かなくちゃ好きな所へ