どこか懐かしさ 運ぶように 纏った風が 車窓から 走らせてる忍者 誰かが置き去った夢に ラベルをつけて 読み取れないバーコードで 蓋をしてる 売り物にならない感情を捨てて しまった途端 簡単に思える人生 春霞 蜃気楼の奥にぼやけて 見える 誰かを確かに知ってる アスファルトが俺らを嫌う 何か忘れ物がある気がする 照り返す希望を乗せてるらしい 直射日光が俺らを焼いて殺す 夢を笑い話にbet 無垢を被せられた少年 白装束で横たわるベッド のそばで捨てられた 期限切れの定期 名前をつけた夏に消えた 正義 自分の中に詰めるものが増える 夢や希望が場所を開ける もういらない いらない 全部 いらない もう 知らない 知らない 全部 知らない 夏に負ける 3つに住み着く亡霊 と 時間が背中を崖に押してく 君に 約束した 再開の窓辺 に影を作る そんなビルが立つ 頭に浮かんだ不思議 のからくりがわかる度に 死にたくなる 境目が溶けてく 明日と今日 の液体の海で溺れていく あぁ あの頃の半分も来なくなった 夏祭りの音頭が聞こえてくる 優しさを纏った現実ばかりを 割って飲んで俺ら歳をとる 優しさを纏った現実ばかりを 割って飲んで俺ら死んでいく