首を括った 昔の想いが また 揺蕩っては 道を隠した 雪の舞うような ドラマもないまま ただ 靴を眺めていた 侍るモノクロの蔦 歪んだ結び目 間違いじゃないと こごえる今を過去に仕立て 切りほどいた願いが胸を擦った 痛みとぬくもり 微かに足元を照らし 踏み出せぬ貴方も過去を羽織った なら見えているでしょう 繰り返し廻るステップで行こう 日銭みたいな味の想いも まだ それを支えていた 君は穢れを 底に隠すけど 心が振れて 溢れた膿は 次を照らしていた 違う道を進むのは いたく辛いけど 過ぎゆく日々を またいつかと送るように 切りほどいた願いが胸を擦った 痛みとぬくもり 微かに足元を照らし 歩き出した貴方は 過去と踊って 生きていくのでしょう 繰り返す悪い景色も 違ってみえた ならば 振り解いた願いが胸を擦った 痛みのぬくもり 微かに生きる意味を照らし 歩き出した貴方は 過去と踊って 暮らしていくでしょう ほら 誰も気づかないまま 切り離した願いが腕を振って 始まるお話 さよなら さあ 幕がひらり 歩き出した貴方は ワルツを踊って 生きていくのでしょう 繰り返し巡る景色をゆこう