何者でもないままの あなたで息をして 命のからくりさえ 解けないまま 遠くまで運んだ 心音と夕焼け色 虹の歌と絆創膏 本当は何も変わっていないこと 地球の端っこ 瞼の裏 暴いてしまった魔法の奥 もう一度 もう一度だけって 叫ぶのは 無個性、無価値、無味乾燥な 無色、無論、無意味で無用な 誰かの瞳にしか 生きれないあなたから 誰かになどなれず生きていく 僕らはきっと透明だ 何者でもない 見えないあなたを見ていたい 誰かになどなれず生きていく ありのままで居て欲しい 何者でもないままの あなたで息をして 絵筆に言葉を浸して止まった手 自分を描くな 世界を描いて 青く残る足跡 雨上がりの反射光 あなたと彩る世界の色 鏡の中とあなた瞳にしか生きれない 命は透明な光だから 地球の端っこ 瞼の裏 暴いてしまった魔法の奥 もう一度 もう一度だけって 歌っているよ 無個性、無価値、無味乾燥な 無色、無論、無意味で無用な 僕の瞳の中のあなたが あなたへ向けて 自分が見えないと泣かないで 僕にはあなたが見えてるよ 何者でもない 見えないあなたは生きているよ 誰かになどなれず生きていく ありのままで居て欲しい 何者でもないままの あなたで息をして