いつの日か忘れてた 二つの想いの果てに 無くしかけた花が震えた 煩いと微熱残して 伽藍堂の朝に色が付いてきた 感情が綺麗に舞うそのせいで 言霊に紛れて貴方の口に意思を 運んで征く 根源無き恋に理屈を加えた 夏暮夜の罪よ 不意に咲く初夏の歌に息宿す花言葉 謎めいた恋の尾を艶麗な色で 燃やして この夜を越えたらもう 交わることもないの モノクロな過去から引き出した 不純の熱と乾き 不意に咲く初夏の歌に息宿す花言葉 謎めいた恋の尾を 次の春を呼ぶまで噛み千切れぬ 永遠の愛を 重なる花唇に添う薬指の契りを 砕いて 壊して