愛想を尽かされた映像は歪んだ 最高のセリフをひとつだけ落として 大抵は眼球と耳を塞げば リアルな感触が世界を包む いつだってそう嘘で固めていた 離して消えた君は ヒーローだったんだ タブーを踏み荒らして もらった傷は無数 猫は無関心にその傷を舐めた 憎悪がリアルを支配して どうしようもない 夢の淵で死んだ君は ヒーローだったんだ 帰ろうかな そう目を開いて リアルでない場所へ 場所へ 愛情と憎悪その狭間にいつも ヒーローは居て もがいて消えた 君はヒーローだった 君はヒーローだった 君はヒーローだった