真夜中君と二人きり やまない雨の交差点 ワイパーが静かに 揺れてる 無邪気な笑顔で無理に 話しかける君 俺は気づかないふりしてる あれから時間は 流れているのに もういないあいつのこと 離れないんだね 長い髪に隠れた横顔が この心 しめつける 痛い程しめつける これ以上 悲しまないで 届かない想いに 言葉にするのは ずるいとわかっている 誰よりもこんなにも 強く愛してる ボンネット叩く雨を 君はぼんやり見ている 俺は海まで 車走らせた 誰もいない埠頭に行き エンジンを切った すべての時間が止まった 小さな肩を そっとひきよせた 折れそうな細い肩 かすかに震えてる うるんだ瞳 はりさけそうさ 胸の奥かきむしる 痛い程切なくて これ以上 悲しまないで 届かない想いに このまま強く抱きしめてたい 誰よりもこんなにも 強く愛してる